賃貸アパートやマンションなどの空室対策に、なにか良い策をお探しではないですか。
集客する方法のひとつとして、新しい設備の導入がおすすめですが、入居者のニーズに沿った人気設備を選ぶ必要があります。
この記事では、空室対策の重要性や、単身者向けに導入したほうが良い人気設備をご紹介します。
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単身者向け賃貸物件の人気設備導入で空室対策
所有する物件に空室が出た場合、なにか対策を講じなければと焦っていませんか。
空室が長引き家賃収入が減ってしまうと、投資物件用のローン返済などにも影響が出るかもしれません。
物件の特性や入居者のニーズを見極め、的確な方法で空室対策する必要があります。
空室対策の重要性
立地や建物の老朽化などの理由により、所有する賃貸物件に空室が発生していませんか。
新築の頃には人気があった物件でも、いつしか古くなっていき、外観や設備の古さが目立つようになってきます。
近くに新しい賃貸マンションやアパートが建った場合には、さらに人気がなくなり選ばれなくなるかもしれません。
加えて、現代の日本では、賃貸物件の需要と供給バランスが崩れてきています。
少子高齢化の影響により、人口が減少しているにもかかわらず賃貸物件は増加しているからです。
空室の長期化は収益の減少につながり、オーナーにとっては死活問題のため、早急な対策が必要になります。
効果的な空室対策とは
空室対策では、物件のリフォームや家賃の値下げ、広告の充実などが考えられます。
しかし、リフォームや家賃の値下げなどはオーナーの費用負担が大きいため、決断しにくい方法ではないでしょうか。
そこでおすすめする空室対策に、人気設備の設置があります。
少ない費用負担で、効果が出る方法のひとつです。
入居者ニーズを把握する
空室対策で設備導入を検討するなら、入居者のニーズに沿った設備を把握しなければなりません。
需要がある設備を導入すれば、効率の良い空室解消が期待できます。
たとえば、人気設備の王道であるインターネット無料やモニター付きインターホンなどが考えられます。
単身者がお部屋選びで必須と考える設備を把握して、所有する賃貸物件への導入を検討しましょう。
導入する際には、「全国賃貸住宅新聞」が毎年発表している「人気設備ランキング」を参考にするのがおすすめです。
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賃貸に「なければ部屋が決まらない」単身者人気設備TOP3
毎年発表されている全国賃貸新聞社の「この設備がなければ入居が決まらない」TOP100をもとに、単身者に人気の設備をご紹介します。
毎年人気をキープしている室内洗濯機置き場やテレビモニター付きインターホンは、今回も上位にランクインしました。
ひとり暮らしの学生や社会人が、どんな設備を重視しているかわかるので、ぜひ参考にしてください。
人気1位:室内洗濯機置き場
ないと部屋が決まらない設備のランキングでは、前年に引き続き「室内洗濯機置き場」が1位を維持しました。
はじめてひとり暮らしを始める学生や社会人にとっては、室外洗濯機置き場になじみがなく、室内を必須条件とするからでしょう。
実家で当たり前だった光景から、かけ離れた暮らしに不安を抱くのは当然です。
また、屋外に洗濯機置き場がある場合には、音が近所迷惑になるのではと考えたり、雨風で洗濯機が傷むのを心配したりする理由も考えられます。
ライフスタイルによっては、深夜や早朝しか洗濯できない単身者もいるため、音や振動が気になるからでしょう。
ちなみに、ファミリー世帯に人気の設備1位は「追いだき機能」でした。
家族がそれぞれ好きな時間に入浴できる設備は需要が高く、必須ともいえるでしょう。
人気2位:テレビモニター付きインターホン
2位は、前年と同じく、テレビモニター付きインターホンがランクインしました。
単身者には男女を問わず人気の設備で、ないと部屋が決まらないほど重要です。
来客があった際に、声だけでなく顔を確認しながら対応できると、安心できます。
ネット通販や食事の宅配システムの利用者増加も背景にあるのではないでしょうか。
テレビモニター付きインターホンをお部屋選びの必須設備として挙げる人が多いのは、最低限ほしい設備として、セキュリティー面を重視する傾向があるからといえるでしょう。
一方ファミリー世帯で2位にランクインした設備は「室内洗濯機置き場」でした。
洗濯機は家族がいれば使用頻度も高く、快適な生活環境には必須の設備といえるでしょう。
人気3位:インターネット無料
ネット回線が無料で使える賃貸物件は需要があり、ないと部屋が決まらないほど人気設備です。
オンライン授業やテレワークが一般的になったことなどで、インターネット環境が必要不可欠な方が増えています。
さらに、ネット回線の契約や開通に手間がかからない点も人気がある理由のひとつでしょう。
引っ越してきてから、すぐにネットが使える環境が整っていると安心です。
また、ネット回線には初期の工事費や月額費用がかかるため、無料で使えるインターネットの完備は大きな強みになるといえるでしょう。
ファミリー世帯では、テレビモニター付きインターホンが3位にランクインしました。
単身者・ファミリーともに必須として考える人が多く、世帯を問わず、ないと部屋が決まらない設備といえるでしょう。
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「周辺相場より高くても決まる」賃貸単身者人気設備TOP3
人気の設備を導入すれば、周辺の相場より高い家賃に設定しても、集客が期待できます。
たとえば、駅から遠かったり、築年数が経っていたりする賃貸物件に空室が発生しだしたとしましょう。
まわりに新しい人気の物件ができると、家賃を下げるだけでは、満室にならないかもしれません。
しかし、周辺の物件との差別化ができれば、相場より高い家賃設定でも集客が期待できます。
設備導入の費用負担はありますが、家賃を上げることができれば、結果的には収入が増え、安定した賃貸経営が望めるでしょう。
1位:インターネット無料
家賃が相場より高くても決まる傾向がある設備は、8年連続でインターネット無料が1位でした。
ちなみに、ファミリー世帯のランキングでも同じ結果になっています。
現代の生活スタイルでは、Wi-Fi環境が必要不可欠です。
テレワークやネットショッピングなどの需要の高まりもあって、根強い人気となっているのでしょう。
また、ネット回線接続の開通工事がいらないため、手間や費用をかけずに済む点も支持されている理由のひとつです。
2位:エントランスのオートロック
3位から2位に上昇してランクインしたのは、エントランスのオートロックでした。
男女を問わず需要があり、セキュリティー面を重視する方が増えています。
ドア一枚で隔てたところまで、誰かが勝手に入ってくる状況では、ひとり暮らしの女性などはとくに不安に感じるでしょう。
不審者の侵入を防げたり、勧誘や訪問営業の対応を回避できたりするオートロックは、家賃が周辺相場より高くても決まるほど、重視されている設備です。
ファミリー世帯で2位に選ばれた設備は、時間差入浴も可能になる「追いだき機能」でした。
3位:高速インターネット
前年4位から3位にランクアップしたのは、高速インターネットでした。
ファミリー世帯ではエントランスのオートロックが3位です。
どちらも前回3位の宅配ボックスと、順位が入れ替わった結果になっています。
単身者世帯では、とくに動画視聴やオンラインゲーム需要の高まりをあらわしているといえるでしょう。
快適に利用するためには、一定の通信速度が必要になります。
インターネット無料にくわえて高速通信という付加価値があれば、家賃が周辺相場より高くても決まる物件になれることがわかるランキング結果でした。
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まとめ
賃貸物件を所有していれば、常に付きまとうのが空室リスクであり、対策が欠かせません。
新たな設備の導入などで周辺物件と差別化できれば、安定した経営が望めるでしょう。
人気がある設備の把握には、毎年発表されるランキングなどを参考にしてください。
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